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解体作業












   麦の穂に花が咲き 山に郭公の声響き渡る初夏のムラ






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   記事に書こうかどうか正直迷ったうえに いざ、と思ってもなかなか気も重けりゃ熱も出るんだけども
   記録ということで


   先日 上白滝に住む大久保農場さんの奥様から上白滝駅の解体が始まったことを教えてもらったので
   作業風景を見に行ってきました
   あと工事管理の方ともお話してきました












(↑ 6月15日 上白滝・大久保さんの撮影 掲載許可済み)












   駅の解体作業およびホームの撤去作業は今月末まで続くそうです



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   あのさよならにさよならを


   て みゆきちゃんの文句が頭に浮かんだりして
   

   白滝を出た日に思い切ったつもりでしたが
   やっぱりさびしいものです 




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地元紙にも掲載

   
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このほかにも少し写真撮ってますので 
興味ある方は追記のほうご覧ください





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   チトカニウシのアタマにはまだまだ雪





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   上白滝駅からも見えていました





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   とうぜん命綱つけての作業
   トタンをはがし その下に塗られていた防腐剤をはがし その下には
   昭和7年の開業当時のモノとは思えない、きれいな色の木の板がびっしりきっちり 屋根を作っていました
   雪を支える頑丈なつくり しっかりつくってあったんですね
   駅舎を88年間守ってきた立派な屋根です
   トタンもまたリサイクルされ このしっかりした屋根の板も またどこかで使えるものは使うのだそうです
   それを聞くと 粗末に扱われないと知りなんだかほっとします
   ただ 手のかかる、時間も人もかかる作業 明日は雨の予報だし・・・やれるとこまでやったらまた全面にシート覆うんだろう
   本当にご苦労様です お怪我の在りませんように



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   不思議なもので
   駅舎の中にあった受付の台 改札 その厚みや感触をしっかり今でも覚えています
   見てるだけでこの手によみがえる
   床の感じも 何時もほうきで掃いていたから あそこでつっかかるんだとか あそこにほこりたまるんだとか
   あまりにも記憶鮮明なので 
   さびしい とは思ったけれども きっとこれは案外寂しくないかもしれないと思ったりして


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   工事管理者さんに聞きました
   電線があるから いきなり大型の機械でつぶすことができないのと
   トタンや木の木っ端や 窓のアルミやガラスや その他もろもろ
   細かく細かく分別が決められているから すべていきなり潰して埋めるということができないくて
   細かい粉みたいなのが吹き飛んでもいけないようだし すべて手作業での解体
   ある程度 駅舎の全面を細かくしたら 大型の機械でざくっとやるんだそうです

   廃止後
   元白滝住人でいまは他方に住んでおられる方が この駅舎を買い取り移築されるという噂もあったそうですが
   廃止当日 JRの関係者の方が
   「その噂はあるんですが、耐震強度がとにかく危うくて壁ももろくて・・・おそらく無理なんではないかと個人的には思う」
   とおっしゃってたんですが まさにそうだったようですね
   

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   このホームも削られ おそらくは線路面と同じぐらいの高さにスライスされるとか

   このとき ご同業のお方が一人いらしてたんですが
   「駅舎はもう古いからしかたないとして このホームを削るだけでも相当なお金がかかるのがわかるんだから
   このままにしとけないもんだったろうか?」と 首をかしげておられました

   いい駅だった 残念だ ほんとうに残念・・・ 
   作るためには何度も遠い東京まで嘆願しやっと通って涙を流し
   でも こわすのはかんたん なんだな 
   ここまだ利用者もいたって聞いたし この春から学校ここから通う生徒もいたっていうじゃないか
   そんなことテレビでなんかカットだよな、・・・・新幹線まかり取り上げられてね、
   この地方のステキな駅の利用者一人の分ぐらい ホーム削るお金でなんとかならんかったのか、ほんとうにもったいない と 
   本当に惜しんでおられた  なんだかとってもありがたく うれしかったです ありがとうございました
   駅に代わってお礼を・・・



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   このホームから見た「のぼる夕陽」は もう見られないのかも
   でもそのうちルピナスやらフランスギクやらでおおわれる 
   自然に帰っていくように見えるんだろうな


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   このあたりの農家さんにしたら
   もう、妙な訪問者が来たり その訪問者の一部に、畑を踏まれるようなことはなくなるべと
   ほっとするんじゃなかろうか 


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   まさに あのさよならに さよならを と 思ったひと時


  

   今度また様子見に行ってきます
   記事にするのはちょっと気が重たいですが するかしないかそれはそれとして・・・見に行って来ようと思っています
   駅舎にも本当にご苦労さんと もう一度言わねばね





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[ 2016/06/19 ] 上白滝 | TB(-) | CM(10)

あぁあ…

こんにちは

そうですか、保存されることなくやはり解体されてしまったんですね 、この目で見ることはできませんでした(涙) ”いつものおばちゃん”が手入れしていた花壇も木っ端微塵なんでしょうね?

深名線の駅舎がいくつか遺っているのは鉄道そのものが亡くなってしまったのもあるし駅舎を買い取った方がいたからなんでしょうね?

私のPCの中には上白滝駅舎の前で”いつものおばちゃん”が雪の中、スコップを持って立っている写真が保存してあります。



[ 2016/06/19 00:34 ] [ 編集 ]

こんばんは。

これは…ちょっと…いや、ちょっとどころじゃないですね、めちゃくちゃショックです…。

僕がお邪魔した際にJamさんにお見送りいただいて白滝を去った駅、
落とした小銭入れを(苦笑)しばらく「預かって」くれたホーム…。

書類や時刻表からだけでなく、文字通り消えてしまうんですね…。

さようなら上白滝駅。長い歴史のほんの一瞬しか関われませんでしたが、ホントにお疲れ様でした。
[ 2016/06/19 02:20 ] [ 編集 ]

とうとう解体・・・。痛々しいですね。
少しずつ壊すにしても、一気に壊すにしても、見守る人の心には傷が付くでしょう・・・。
「あのさよならにさよならを」。
駅への思いと別れの切なさをしっかりと刻み込んだら、前に進まなければ・・・。
やさしさに裏付けされた強さを感じる言葉ですね。
[ 2016/06/20 12:20 ] [ 編集 ]

Re: あぁあ…

こんにちは

記事を書いてしまってから言うのも何なんですが
ちょっと 何と表現したらいいかわからない、まあ、さびしい気持ちには変わりがないんですが
そのときがきたのを すこしほっとしてもいます

若松さんが手入れ手していた花壇は おそらくは削られてしまうでしょうね
でもたぶん 工事が終わった後の更地に また花を植えに来られるんだと思いますよ
以前に ご本人がそうおっしゃっていましたから
きっと コスモスやヒマワリの種や もしかしたら野菜なんかも? 
また花のきれいなところになるかもしれません

たしかに廃線になるのとは違って そこのまだ線路があってそこにまだきしゃが走るのだから
遺しては置けないのかもしれませんね それでもやはり残念です
地域の方もこの作業の様子見に来られていました みんなに見届けられて駅は去っていきます
[ 2016/06/20 13:56 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんにちは


時間は止まらないんだなと
こんな、ちいさな集落の廃駅舎でも
残すことはできないんだなと
いろいろね、思いましたよ
JR北海道への、腑に落ちない思いがね、、、
と 書きますとね 鉄道に詳しいかたが「そんなの当たり前じゃないか」とか「社会の流れから考えたら当然」とかいわれて、こういう状況にはなったのは国鉄民営化のときにわかっていたこと と
ふたことめには言われます

じゃあ わかっていたことという人たちは民営化以降30年ほど なにをやってたんだろうか?



>
> 僕がお邪魔した際にJamさんにお見送りいただいて白滝を去った駅、
> 落とした小銭入れを(苦笑)しばらく「預かって」くれたホーム…。
>

そうでしたね(笑)よく覚えています
お見送りしました ここから手を降りました
テールを見続けました
ひとつひとつの大事な思い出が 目に見えなくなるのは
いままで感じたことないレベルのさびしさです

生きている間は 何度も来ようと思います
なんのやくにもたたないんですけども、、、
[ 2016/06/20 20:42 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんにちは

あのさよならにさよならを

中島みゆきさんのうたですが
「いまからの日々のため
あのさよならにさよならを送りましょう
嘆いてるかわりに、」
まさに、そのことばがずっとアタマにめぐっていました

感情はいくらでも沸き上がります
記事にしたら余計に身動きとれなくなりました
いつもなら感情をことばのかたちにする作業をするんですが
いまはそれをやめ、事実だけを考えようと思います
大切にしてたものの行方をちゃんと見ることは
大事なことだよね、と


さびしさ いたみ でも、ちょっとほっとしています
やはり、とにもかくにもよくも悪くも「前に進む」からなのかもしれません
[ 2016/06/20 20:51 ] [ 編集 ]

こんばんは。

どうコメントしたらいいのかと…とても思案した日々ではあります。
移築されると何となく聞いていて安心していたのですが…こうも呆気なく…。

あの日見た、朝日に照らされた上白滝の駅、僕にとっては最初で最後の出会いでした。
もう二度と出会えないとなると残念でしかありません。

言いたいことはいろいろあるのですが…まったくまとまらず…。
心苦しいことを記事にしていただいたJamさんのご心情、お察しいたします。
本当に残念です。
[ 2016/06/20 23:27 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんにちは


知人によりますと この間ゆんぼが入っていよいよすべて取り壊されるようです
今週末には更地になるかもです
来週にでもまた見に行こうかなとは思っていますが
それを記事にするかどうかは・・・まあ 保存して、もう少したってから記事に挙げることになるかもしれません
いつかまた その更地に花が咲いて草が生えて また雪を積もらせ また春が来てを繰り返してるうちに
自然に 自然と帰っていくんでしょうね

正直
今回白滝に行って各駅を見てきて うん、これでこの駅のその後を意識しすぎするのは潮時かなって思いました
白滝に入ってその鉄道風景を追いかけることは大好きなのでそれは続けますけれども
駅に特化して ・・・というのは もう意識しなくていいかなと
ムラは 何時もの生活の時間が流れていますし 農家さんの日々は変わりがないですし ね
ただし ここに駅があったことを記憶し続けることはたいせつなこと そんな風に思います
あのさよならにさよならを 
時々適度に後ろ向いたり横見たりした見たりしつつ そうやって前に進んでいくのですよね
[ 2016/06/22 08:21 ] [ 編集 ]

通りかかって上白滝駅の最後を看取りました

ご無沙汰していました。老鉄です。
日程の都合で週末が使えなかったため、せめて寝顔でもと雨宮君に会いに行く予定を立てお邪魔してきました。
その途中もしかしてWさんが花の世話でもしていないかナ、と軽い気持ちで上白滝駅に立ち寄ったら・・解体の最終段階でした。
屋根が落とされるまで、見つめていました。カメラ片手に現場に居合わせた地元の方と少し話すことができましたが”住民が5人ほどしかいないし、移設には大金かかるし、しょうがないでしょ”と話しておられました。(お名前を聞きそびれましたが、話しているうちに私の大学の先輩であることが判明、半世紀以上前の学生生活の話で少しだけ盛り上がり)論理的には廃駅、解体も理解できるのですが、感情的には・・・残念です。後で見たら写真が2枚しか撮ってありません。静かに見送っていたようです。
徒然草のこの記事を読む前に北に向かったためショックが大きかったようです。

翌々日の常紋信号場でたまたま通った検測列車の撮影に成功。ダイアでは列車の撮影できる時間ではなかったのにラッキー!気分が少し晴れました。
私は心霊は信じませんが、信号場の建物がたぶん温度の所為でしょうがミシッと音がする度に誰かいる様で・・・熊出没の警告もあるし。

今回、2日半、白滝、丸瀬布、遠軽、生田原に滞在して、Jamさんの”白滝病”に感染したかも。病状の進むような記事を楽しみにしています。


[ 2016/06/23 21:21 ] [ 編集 ]

Re: 通りかかって上白滝駅の最後を看取りました

こんにちは

看取られたんですね
私の知人もその場にいたようです 屋根を壊す写真を見せていただきました


>論理的には廃駅、解体も理解できるのですが、感情的には・・・残念です。後で見たら写真が2枚しか撮ってありません。静かに見送っていたようです。


私もそうだと思います
アタマではわかっていますが・・・ でも やはり 廃止のニュースが流れて以来
「上白滝駅にはまだ利用者がいたのに その配慮もJRはせず 旧白滝の美談だけがひとりあるきしている」ことが
ずっともやもやしたままでした 利用者は少ない でもその交通弱者である利用者のための鉄道であったはずなのにと
感情論でも 鉄道の存在意義でも ・・・やはり残念です 
北海道の鉄道が民間企業が動かすことの限界はあるにせよ 補助金を地方にまわさず新幹線にばかりむけることにいまだ腑に落ちません 
上白滝駅は これから続々といろんなものが廃される前兆というか 先ぶれだと思っています
きっと これが特異なわけじゃなくなるんでしょうね

昨日知人から見せてもらった写真は すっかり更地になった「上白滝駅跡地」でした
私もまた来週ここに来ようと思っていますが 自分はどんな感情を抱くのかなと・・・



>
> 翌々日の常紋信号場でたまたま通った検測列車の撮影に成功。ダイアでは列車の撮影できる時間ではなかったのにラッキー!気分が少し晴れました。

昨日もレールを運搬する列車が通りました
今度の日曜にもまたなにか通っていくみたいです いいときにこられましたね(^^)

> 私は心霊は信じませんが、信号場の建物がたぶん温度の所為でしょうがミシッと音がする度に誰かいる様で・・・熊出没の警告もあるし。

私も 心霊は信じるか信じないかと言われれば正直よくわからないんですが(現物の霊を見たことはないので)
なんだかその場の気の重さや温度や・・・ とにかく自分にとってここが不安になるかそうでないか なにかわからないけど何かの気配 どういうことだかわかります というか感じます それがなにかはわからないので 勘違いかもしれないですし
常紋信号所では 6月のこの時期歓和地蔵尊のまえで供養の法要が毎年行われます だから
工夫の方々の思いがざわついていたのかもしれませんね 
方々の命削って敷設したこの鉄道 先人のご苦労を思います 私も来月のお盆には殉難碑に行って手を合わせに行きたいと思います


白滝病・・・言いえて妙ですね! まさしくそれです(^^)
[ 2016/06/24 08:40 ] [ 編集 ]

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